流動床炉及びロータリーキルンの二系列の焼却炉を装備することにより、廃油・廃液・汚泥・雑芥(含廃プラスチック)等、あらゆる種類の産業廃棄物を効果的に完全焼却処理しています。

排ガス処理には、バグフィルタを採用し高度な処理を行っています。フィルタ層では排ガスと消石灰、活性炭との反応を行ってダイオキシンなどの有害物質を取り除き、きれいな排ガスに処理され地球環境を守っています。施設内で発生する排水は焼却炉内で高温・蒸発処理してしまい、外部に排出させないクローズドサイクルを採用しております。臭気についても高温熱分解方式採用で完璧な処理をしています。

機械設備は、自動化されており、中央監視盤による集中コントロールです。各機器の主要部はITVによるモニターと運転状況の記録・管理が行われています。

流動媒体の強力な攪拌作用によって、燃やしにくい物も効率よく燃やすことが出来ます。
当社では高水分のスラッジをはじめ、おもに固形物の焼却を行います。

キルンの回転によって燃焼物の攪拌、混合が行われ燃焼を行います。油泥、プラスチックをはじめ液体、半固形物、それに化学薬品や医療系廃棄物の適正焼却処理を行います。キルンにつづく後燃焼ストーカは固形物を時間をかけて燃やし、灰中の未燃分を減らすのに効果を発揮しています。

燃焼後の排ガスはバグフィルタによって処理します。
消石灰や活性炭吹き込み化学的な処理を施してきれいな排ガスとして排出し、環境保持をはかっております。

全体の拡大図はこちらよりご覧頂けます。（PDF形式 647KB）

PDF形式ファイルの閲覧には、Adobe社で無償配布しているAdobeReaderが必要です。
お使いのパソコンにAdobeReaderがインストールされていない場合は、公式配布サイトよりDL・インストールしてください。